2025/4/1
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コンビニの神様から学んだ事 3 |
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郷に入れば郷に従え どこの会社でも”しきたり”はあるので先ずはそれに従うことである。 朝礼はあると思うが夕礼も有るし、最近ではフレックスタイム制を取るところも多く、そうなると全員が集合したらミーティングという会社も多いと聞く。マークセブンは小売業らしく日々の売上状況を、担当者が読み上げていくのである。 ゾーンと呼ばれる其々の地区ごとに、例えば北海道地区平均日販〇〇円、予算比〇〇パーセント、東北地区平均日販〇〇円、予算比〇〇パーセントと北から南まで、時間にして5分もかからない。 (日販とは日商の事) そしてその都度参加者全員の口元から、「ました」の声がかかる。「ました」と書いたが、始めは「した」としか聞こえなかった。なんの掛け声なのか全くわからないので、終了後人事担当者に聞いてみた。「した」とはどういう意味なの? 笑いながら、田村さんあれは「した」ではなくて「ました」です。どうゆう意味か分かりますか? 逆に質問されることになる。少し沈黙を置いて、私は「ありがとうございました」の「ました」ですか?と聞いてみた。近いですね、実は「分かりました、承知しました」の「ました」ですと人事担当からの答。 実際に仕事になると上長から「田村さん、この報告書〇日までに纏めてくださいね」と、それに対して「ました」の返事だけで済むのである。ほとんどの社員が男性・女性を問わず社内では用いていた。勿論社外では、相手の方に「ました」と言っても意味は通じないのだ。入社早々覚えた最初の言葉は、「ました」であった。 それとマークセブンでは、鈴樹社長以外は役員であろうと部長であろうとすべて「〇〇さん」と「さん」付けで呼ぶのである。 殆どの会社では、役職があればそれを付けて呼んでいたが、マークセブンではそれがなかった。 マネジメントの階層は勿論あるが、それを名前に付けて呼んでも意味がない、と言うう合理的な考えにも大いに納得したものがあった。 又役職の階層はゼネラルマネジャー、マネジャー、担当者という3階層の至って分りやすい組織体系であった。
※参考 商売の原点 講談社α文庫 2003年刊行 ![]() |
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