2025/4/29

コンビニの神様から学んだ事 6

深夜営業の変遷 ①

深夜営業・・・TV映画の「深夜食堂」では無い。 24時間営業と言うべきか。

山田がマークセブン社で加盟店開発の仕事についた時には(1980年頃)、約80%のお店が24時間営業をしていたと思う。

転職した際に仲間から、先輩から、旧友から掛けられた言葉の大半は、「大変だね、24時間働くの? 体気をつけてね」 の言葉であった。「それは良かった!」と喜んでくれたのは、会社のことをよく分からない母親だけであった。

 24時間営業について山田はには2つの疑問があった。1つは、都心はともかく郊外や地方都市・ロードサイドで24時間お客が来るのか。 2つは、誰が営業をするのか。  交替制なのだろうが従業員は集まるのか。

今ではそれ専用のアプリもあるが、シフト制であり24時間営業をするための交代要員の配置である。 山田は入社して直ぐに西武線の八坂駅近くの店舗に配属され深夜シフトも何度か経験した。

このときの感想は、深夜も2時過ぎ位までお客さんはぼちぼちであるが来てくれる。終電が来ると同時に、飲み終えた客が一人で、カップルで、複数人のサラリーマン、フリターの方々である。まさしく深夜食堂ではないが、いろいろな人生模様がコンビの店舗の中でも、僅かな時間だが展開をするのである。

鈴樹会長は24時間営業について、「お客さんにとって便利な店がコンビニエンスストアーなのだ。 24時間は警察・消防署などもやっている。 あれが16時間営業だったら深夜の火事や犯罪は誰が対応するのか。 CVSも何れは公共化する」。 24時間を最初に始めたのは、福島県郡山市のロードサイド店舗と聞く。「お客さんが来てくれているし、何よりも深夜やっている事で昼間の時間帯の売上が増えたことが大きい!

又、目から鱗がおちた。

セブンーイレブン虎丸店 食べログHPから転載