2021/1/4

理事長ブログ 19 箱根駅伝

恒例の箱根駅伝が3日に終わった。今日は正月も早4日である。
昨年11月のブログ17で全日本大学駅伝で、駒澤大学が優勝したことに振れた記事を書いた。 その時にもしかしたら、2021年箱根駅伝でも優勝するかという、淡い期待と応援心が芽生えブログにしたのである。 そして迎えた当日、結果は皆さんご存じの様に、見事に駒澤大学が総合優勝となったのである。書けばこの1行で終わりであるが、ここに至るまでに正しく選手達のドラマがあった。
 
2日の往路と3日の復路共にビデオに撮りながらTVを観戦していたのであるが、往路の創価大の優勝は想定外の驚きがあったものの、終始安定した走りを見せていたので納得。
駒大はこの時点で第3位とまぁ予定通りの走りなのか、1位の創価大との時間差は2分強で有り、復路での優勝も夢では無いかと思いつつ寝床に入る。
明けて3日のスタートでは、駒大6区の走者が良い走りで創価大に1分8秒差まで迫り、7区にバトンを繋いだのであるが、その後の7から9区までがつめられず逆に10区の時点では3分19秒の差となっていた。
これは創価大の優勝は確実で、駒大には無理かな?と言う素人判断も有り、録画もしているからと、TVの前を離れて暫し別の事に没頭していた。
しかし気になりながら再びTVの前にいくと、新八ツ山橋辺りの映像が出て創価大との時間差は何と1分57秒と縮めていた。それでも残りゴール迄の距離は5キロと短く、ここまでの創価大各選手の走りを見る限り、よほどのアクシデントが無い限り駒大の優勝は無理かと思いつつ、これもスポーツ観戦の醍醐味かと気合いを入れ再びじっくりと観戦体制をとる。
 
結果はご覧の通りで最終2キロで駒大が逆転劇を演じ、これを各メディアが大きく取り上げ、また反響の声も多く寄せられたのである。
正月3日目でこれほど感激し、思わず手をたたき、涙し、勇気をくれた箱根駅伝のドラマは、混沌としたコロナ禍の中にあって咲いた大きな一輪の花であった。 私自身の感想としては
・駒大最終走者石川君の諦めない気持ちが如実に表れた走り
・チームを纏め上げた大八木監督の指揮
・まさかの準優勝となった創価大の監督と選手達らの対応
・実況担当したアナウンサーの言葉の表現力
に感動を禁じ得ない。 正月からの素晴らしいお年玉を有難うございます。