2021/8/3

理事長ブログ 29 循環型社会への取組み

※ エネオス(ENEOS)と三菱ケミカルが、共同事業で廃プラスチックの油化を開始すると発表した。 商業ベースでは国内最大規模となる年間2万トンの処理 能力を備えたケミカルリサイクル設備を建設し、2023年度に廃プラスチックの油化を開始することを目指すとあります。 更に廃プラスチック問題が世界的課題となっていることを踏まえ、循環型社会形成に貢献する事とあります。 日本人一人当りの廃プラゴミ量は、世界第2位というデーターもあるのです。
 
※ 「ガイアの夜明け」では、ビデオレンタル会社の「ゲオ」が展開する、中古品買取り専門店「セカンドストリート」を取り上げてました。 洋服(古着)やバッグを中心に家具家電品まで幅広く買取りし、再販売していく総合リユースショップです。
 
 ※ 群馬県前橋にある産業廃棄物業者「ナカダイ」は、毎日60万トンの産廃物のリサイクル率が99%と言うことです。平均の再生利用率が53%の中では圧倒的です。 47歳の中台澄之社長のもとで活躍する女性スタッフの丁寧な仕事ぶりが、この数字を生み出しているようです。
 
※ 長野県千曲市にある「モキ製作所」の茂木社長は、これまで画期的な製品をかずかず生み出してきた発明家でもあり、中でも「破袋(はたい)分別機」は生ゴミとプラスチックの分別精度99%を残る優れものです。この機械に廃棄弁当や麺類・菓子類などを、入れると直ぐに生ゴミとプラスティックに分別され、生ゴミは堆肥にプラスティックは固形燃料などに再利用されます。
 
※リサイクル業者「ショーイチ」の山本昌一さんは、メーカーやブランド業者から、在庫品を買取りノーブランド品として再販売しているが、今度は天然ウールを細かく砕き、最終的に綿ににして、更に糸に戻して、服に編み直して販売するというものです。
 
これらの事例を見て分かるように、継続的に循環型社会の形成につながる事業を通じ、持続可能な開発目標SDGsの目標12である、「つくる責任・使う責任」の達成に、多大なる努力と地道な研究を邁進している企業が多いことが分かります。
 
下記に東京都のダイジェスト版をリンクします。