2023/5/8

エッセイ:和田秀樹氏のベストセラー本を見る。

エッセイ:和田秀樹氏のベストセラー本を見る。
 
和田秀樹氏は受験アドバーザー、評論家、精神科医、小説家、映画監督等々のたくさんの肩書きを持つ方である。
 
70歳が老化の分かれ道」の本が、当時訪れた大型書店でこれでもかと、大々的に並べられており、ついその迫力と題名に惹かれ本を手にしたのである。
他にも数多くの著書があり、特に現在の日本は世界に名だたる高齢者かつ長寿国でもあり、この点からも本を手にされた方々が大勢いることは推測できる。
 
サラリーマンには定年制度があり、今は60歳が殆どでその後65歳まで再雇用制度などで仕事が続き、更には70歳までもというのが時代の流れとなってきている。
しかし、上手くできたもので定年を迎える60歳の頃には、体もガタが来始め長年の会社勤務で疲れも溜まり、やれやれ少し一服したいなぁと考える時なのである。
リタイヤして悠々自適な生活に入りたいが、子供の成長や家族構成、住宅ローン等諸々を考えると、今後の人生如何したら良いの?と言う迷いの年齢でも有ります。
 
この和田さんの本には、こんな事が書かれておりました。
 
・自分のやりたいことや、好きなことを生活の中で優先させること。
・健康診断の数値はあまり気にせず、食べたいものを食べること。
 摂生するより残された時間には限りがあるので、一食一食を大事にしたい。
・人生の過ごし方に挑戦して楽しむこと。スポーツ、ファッション、グルメ、旅行
 等、沢山ある中から自分なりに気に入ったこと、やりたいことを進めて行く。
 
これらが、70歳からの若さを保ち、老化の分かれ道となるようだ。
 
40代から50代の方々には、今の自分には見当も付かない、考えられないというのが、本音でしょうし、またそれが若さなのかと思います。
 
心の立ち位置は別として、仕事の関わり合いは、人生の先輩として後輩に伝えていきつつ、若い人達の手も借りながら一緒に話したり楽しんだりと、交流していけるのが一つの理想かも知れません。
 
人間社会においては、安心・安全・快適な環境が生命を延ばしていく大元です。
みらい21は、単なる交流会ではなく、人と人との繋がりを大事にしていく事を第一に考えて行くこころの交換会でもあります。
 
ふと、和田先生の本を読んでこんな事を考えました。
 
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