2024/10/9

セブンーイレブン エッセンシャル・ワーカー 1

昨年2023年の7月に、【「コンビニ」が変えた時代 】を出版させていただいた。

これは、私自身の経験を元に物語の主人公としてセブンーイレブンFC開発者として勤務し、そこから当時の鈴木会長を始め経営幹部の方々から学んだ事柄を、ノンフィクションとして纏めた本であります。

お陰様で業界並びに企業関係者にはそれなりのご評価を頂きましたが、今回はフィクションとして敢えて実名で書かせて頂き、セブンーイレブン・ジャパンと言う今や流通業を代表する企業に、一人のエッセンシャル・ワーカーとして従事した体験とそこから得たエッセンスを新たに書き直した一話ごとの完結シリーズものです。           登場される人物は当然実名で書いていますが、特段、暴露記事でもないので内容に関しては失礼があればお許しを願いたい。また、多々間違いや記憶違いもあるので、その際はご指摘を頂けると幸いです。

1.本のご紹介

先ずは出版物のご紹介です。文芸社からの刊行で下記にHPから転載しました。

著者としては、ご購入頂けますと嬉しい限りです

それはトモカクこのシリーズ1では、何故本を出版する気になったのかを記す。

①34年間に渡り従事したセブンーイレブン・ジャパンで経験した事柄を纏めたい。 ②人は死して何を残せるか? そう考えると本を書くのが一番。         ③家族・親族に対して、あの親父はどんな人間だったのかと言うメモリアル。

と言う動機であるが出版社を廻ってみると、面白いけど売れないな、読者層は誰かな、コンビニよりもセブンーイレブンの名前を出した方が具体的で面白いけど・・・等々である。結局、自ら創業した苦労話しでも無く、一介の会社員が自我を通して出版したいのならば自費で出すしかないと言う結論に至るので有ります。決して安くは無い出版代を自ら工面して刊行へと進みました。                でも何かを残せたと言う満足感と名刺代わりに本を渡すと、顔を覚えて頂ける確率が高くなるそんな効果が期待は出来るのであります。              

今は亡くなられました伊藤雅俊名誉会長と直々にお話をさせて頂いた時に、「田村君、君は未だ若い。今のうちに頑張って会社に何か足跡を残しなさい。それが君に自信を植え付ける事になる。それと、お金を一所懸命働いて貯めることだ。歳をとってお金が無いと惨めで寂しい人生になるぞ 私の胸に突き刺さるモノがあった。