2021/2/5
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理事長ブログ 20 コロナ禍で1年経ちました |
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ブログ 20 コロナ禍から1年経ちました。 中国は武漢での新型コロナによる都市封鎖のニュースが流れてから、この2021年1月23日で早1年間が経過するそうである。2020年はコロナで明けて、コロナで暮れたと言えるだろう。一つ一つの出来事を今思い起こせば、この年は短くもあり長くもあった1年だった気がする。 実はこの2020年は、前日の31日大晦日からバスツアーで静岡から長野、岐阜へと出かけており、富士山から飛騨高山の町並み、合掌造り等々を巡り歩いていた。今まで新年をまたいで夫婦出かける事はこれが始めてであり、いったいどのようなツアー客なのかも興味があった。 夫婦連れ、カップル、ファミリー、何組か一緒の混合グループといった多士済々の顔ぶれであり、総勢30名は軽く超えていた。 ホテルは2泊とも岐阜県内の新幹線駅に近いホテルであったが、中に入ると日本人よりは、どちらかと言うと声の大きい中国人の方々のツアー客層が多いのには驚いた。 年末年始にかけても、中国からこれだけの方が日本に来るのかと、改めて日本の魅力と中国人の方々のバイタリティーに感心もした。 その数バス7台分である。 ホテル側もこういった点も考慮してか、朝晩の食事はそれぞれ別会場を用意したようだが、何せ人数が多いので、一部は我々の会場と一緒であった。 そこは特に問題は無かったが、その後自宅に戻り間もなくしてからの、あの武漢コロナ発生報道である。 それまでに何度か中国内で蔓延したサーズ等のウイルス騒動も、幸い日本には拡大せずにきていたが、今回は違った。 その後颯の様に日本全国に広がり、そして非常事態宣言発令である。 推測だが、中国でコロナウイルスが発症した際に、色々と行政がその問題を隠蔽したような報道もされていたので、多分中国国内では前年の秋頃から発症はしていたのかもしれない。幸い何にもなかったが、当時のバスツアーの客の中にも感染者がいてもおかしくはないのである。 バスの中でもホテルの中でも観光地でも、マスクを着ける人達は日本人を含めて一人も居なかったのである。 多分このようにコロナについて、「何も知らない善意の感染者」たちが、徐々に日本国内にウイルスの浸透を許し始めたと私は考える。 そして今日は2021年の2月5日であり、まだまだウイルスは感染拡大をしているし、2回目の非常事態宣言の真っ只中でもある。 「何も知らない善意の感染者」から、今は「何であるかを知っている善意の感染者」からの、感染拡大は是非とも防いで貰いたいものである。 |
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