2021/8/1

理事長ブログ 28 雷・停電で思ったこと

夜の7時頃から激しい雷雨に見舞われた。 正しく頭の上に雷様がいるようで、閃光と共に直ぐさま大きなゴロゴロと言う音が辺り構わずに鳴り響く。 雨も尋常では無い降り方で、幸いにも私の住まいの所は、少しばかり高いので水が出たと言う事は今までは無かったが、道路の雨水は凄い勢いで配水管に流れ込んでいった。
そして閃光と共に家の電気が消えたが直ぐに点いた。 暫くすると又電気が消えそして又点いた。
「やばいぞ、これは」と思いつつも、そのまま何も無いかのように電気はついていたが、雷光と雨は降り続く。 暫くすれば終わるだろうと考え、パソコンでやり残した事をやり始めたが、間もなく、3度目の停電となり家の中は深紅の闇に包まれた。 その後復旧までに約4時間かかった。
停電と共に懐中電灯を用意したが、4台中2台が点灯しない。電池切れかと思い交換するも光はでない。 懐かしのロウソクがたかれ、灯火が部屋の中をぼんやりと照らしだした。
ふと、2011年3月11日の東日本大震災を思い出した。あの時の教訓があるから、懐中電灯も揃え電池も用意したが、日頃の点検がされてないので、いざと言うときに使えない。2台は翌日点検したが、本体の故障と判明。 10年も過ぎるとあの時の恐怖も薄れ、日常に流され災害対策も忘れてしまう。 あちこち探してラジオがでてきて懐かしく聞き入る、そしてスマホのライトの明るさがやけに目についた。 
急な雷雨と停電だったが、今一度、災害に対する用意と日頃の心の準備を怠ることが無きようにしたい。