2021/8/9

理事長ブログ 31 ここから 五木ひろしby NHK

オリンピックが閉会した翌日9日の朝のNHKで、五木ひろしが「ここから」と言う番組に出演していた。 紅白歌合戦に連続50回出場という、大きな偉業をもつ日本の代表的な「歌手」であります。
 
その彼が、どうして50年も第1線でやり続けられたのかを熱く語っています。 我々には演歌歌手の五木ひろしのイメージが強いが、彼にはその時々の時代に合わせた曲作りをしてきたと言う、いわば流行歌手であるという。 演歌が全盛であれば演歌を、ポップスが流行ればポップスに、それこそ民謡からクラッシックまでジャンルは幅広いのである。
彼は、歌は歌詞が全てでその上にメロディーが乗ってくる、そのイメージを自分の中でどう唄うのか、と言うよりどう表現できるかという。 歌により演じきる人物像が異なるので多くの人物にならないといけないと続ける。
五木節と言われ、その中で彼一流の歌が唄われていたのかと思っていたが、どうやら奥は更に深いのである。
 
最後に司会者が、「ここからは?」と問われ、五木ひろしは倒れるまで、自分の納得できる歌が唄えるまではやり続けますと、熱い口調で語った。
東京オリンピックは終わったが、コロナ禍は続くという閉塞感が漂いつつある中で、経済・政治が今後どの様に動くのかが注目されますが、それらに振り回されずまずは足下を見つめ直して、一つ一つ前進していくしかないかと思います。